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堀田歯科クリニック
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TOP > 治療について > 歯周病とは


こんなことに思い当たりませんか

   
歯を磨くときやリンゴを食べたとき、
歯ぐきから出血することがある。
  口臭があり、親しい人から口が
臭いと言われたことがある。
  歯ぐきからウミが出ることがある。
   
朝起きたとき、口が粘ついたり、
妙な味がある。
  歯ぐきが赤くはれたり、
痛むことがある。
  冷たい水を飲むと、むし歯も無いのに
歯や歯ぐきがしみて痛い。
   
歯がグラグラと動く感じがする。   歯ぐきがむずがゆい感じがする。   歯と歯の間に、
よく食べ物がはさまる。
       
鏡で見ると、前よりも歯が長く
なったように感じる。
       
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歯周病とは、どんな病気

ほとんどの大人がかかっている歯周病。

35歳以上の82%、16~34歳でも約70%が歯周病にかかっています。
歯の丈夫な人は歯科医院に行かない実体も含めて、私の医院を訪れる人は、ほぼ100% 歯周疾患の兆候があるように実感しています。

歯周病は、歯を失う大きな原因のひとつです。

生涯を通じて抜歯の原因は、歯周病とムシ歯は約50%づつですが、35歳…とりわけ50歳を超えた世代では圧倒的に歯周病が優位となります。

歯周病は、歯を支える周りの組織に起こる病気です。

歯の周りには、歯を支える色々な組織(歯肉、歯根膜、セメント質、歯槽骨)があります。歯周病は、これらの組織が細菌に感染して起こります。また、歯の周りだけでなく 全身的な要因・病気も原因となります。たとえば糖尿病の患者には、かなり重度の歯周病患者が多いのですが、糖尿病が悪化すると、歯周病も悪化するという関係が見られます。

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歯周病の進行状態

歯のつけ根の表面に、プラークがたまり、歯の周囲や歯と歯の間の歯肉に炎症が起こります。ブラッシングしたときや、固いものを食べると、出血することがあります。まだ痛みもあまりありません。この段階を「歯肉炎」といいます。
プラークが歯石(しせき)になり、歯石は大きくなって、歯根膜が溶け歯肉溝の中にも広がってきます。歯肉溝はだんだん深くなり、歯肉の弾力性がなくなって、歯周ポケットと呼ばれる空間ができます。炎症も進み、歯槽骨の破壊も始まります。
歯周ポケットがさらに深くなり、歯槽骨がほとんど破壊され、歯がぐらつき歯の根も見えてきます。出血や口臭も強くなり常時ウミが出るようになります。この状態を一般に歯槽膿漏(しそうのうろう)といいます。

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歯周病を防ぐ、プラークコントロール

歯周病の予防と治療には、ブラッシング(歯磨き)で口腔内を清潔に保つことが一番です

歯周病やむし歯の原因は、プラークです。このプラークは、ていねいなブラッシングによって、大部分取り除くことができます。つまり、適切なブラッシングをつづけることで、歯周病を予防することができます。それだけではありません。程度の軽い歯周病であれば、ブラッシングで治してしまうことも可能です。

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歯周病を悪化させない生活習慣の改善

歯磨きが歯周病予防の第一条件ですが、それ以外にも、気をつけてほしいことがたくさんあります。

糖分(砂糖)をとり過ぎない

子どもは、特に砂糖が多く含まれているお菓子や清涼飲料水などをとり過ぎる傾向があります。

柔らかいものばかり食べない

柔らかい食べ物はカスが歯につき、プラークが形成されやすくなります。歯ごたえのあるものや、食物繊維の多く含まれたものをしっかり噛んで食べましょう。

両側の歯でかむ

片側の歯ばかりで噛んでいると、噛んでいる側の歯は汚れが自然に落ちますが、あまり噛まない側の歯には、プラークがたまりやすくなります。意識して両側の歯で噛みましょう。

たばこは吸わない

たばこを吸う人は、吸わない人に比べて、歯周病にかかりやすくなっています。これは、ニコチンなどの作用によって、血液の流れが悪くなり、細菌と戦う働きが弱くなるからです。

つまようじの使い方に注意する

つまようじは、歯と歯の間につまった食べ物のカスをとるのに効果的ですが、歯ぐきを傷つけたり、かえってカスを押し込んでしまうこともありますので注意しましょう。つまようじ以外にも、歯間ブラシやデンタルフロスなどを効果的に使いましょう。

口で呼吸をしない

口で呼吸すると、口の中が乾燥しやすくなります。すると細菌に感染し、炎症を起こしやすくなります。耳鼻咽喉の病気のある人は、治療の必要がありますが、口呼吸のくせのある人は、直すように心がけましょう。

ストレスをためない

ストレスは、歯ぎしりのもとになり、歯ぎしりは歯周病を悪化させます。また反対に、歯周病が歯ぎしりのもとにもなります。自分では気づかない歯ぎしりにも、家族は注意をはらいましょう。

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歯周病予防・治療の実際

ブラッシングの指導

歯科治療の最も基本になるのが、正しいブラッシングの方法を患者さんに知ってもらうことです。ブラッシングというのは、歯を磨くだけではありません。歯ぐきをマッサージすることも大切です。

歯科医師による診断と治療方針により、歯科衛生士がブラッシングを指導します。
指導にもとづき、自分で実際にブラッシングをして、その方法をマスターします。
歯ブラシの補助として、歯間ブラシやデンタルフロスなども使います。

スケーリング(歯石除去)をしてもらう

自分で歯石を取り除くことはできません。そこで、定期的に歯石を取り除きます(スケーリング)。また、歯の表面をなめらかにしてプラークをつきにくくします(ルートプレーニング)。

歯周病が進んでしまったとき

抗生物質を歯周ポケットに入れて、殺菌する方法や、さらに症状がすすんでしまったときは、手術が必要な場合もあります。新しい手術では、歯を抜かずに、歯周の組織を再生させる方法もあります。

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自分で行う歯周病予防

歯周病予防に最も大切なことは、自分自身で行う継続的な努力です

ていねいなブラッシングは歯周病予防の基本です。そして歯周病にかかり、歯科医師に治療を受けたあとも、ブラッシングを行えば、再発を防ぐことができます。
最も大切なのは、何よりも「自分で歯周病を防ぐ」という意志であって、歯科医は、患者さんのお手伝いができるだけなのです。

早期発見、早期治療に必要なリコール

治療をしたあと、三ヶ月か半年などの一定期間が経ってから、再び診察することをリコールといいます。
リコールは、症状が改善されているか、また新たな病気にかかっていないかを確認するために、ぜひ必要です。リコールのときは、病状の確認ばかりでなく、ブラッシングの大切さを改めて認識したり、プラークや歯石がたまっている場合には、スケーリング/ルートプレーニングも行います。長期的に見ると、リコールを行っている人と行わない人では、歯を失う率に大きな差が出てきます。

かかりつけの歯科医を持ちましょう

自分の歯の状況を詳しく把握してくれる歯科医は、心強い味方です。自覚症状のあるときには何でも相談できる歯科医、また定期的にチェックを受けられる歯科医を持てば、歯周病やむし歯を未然に防ぐことが出来ます。
歯科治療で注意しなければならないのは、いったん治療を始めたら、症状が改善したかといって、途中で中断しないことです。結果的にもっと悪化させてしまう場合もあります。歯科医を信頼し、指示を守ることが大切です。

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歯石(しせき)

60kgもの咬合圧に耐える歯。それを強固に支えているのが歯槽骨(しそうこつ)です。その歯槽骨も年と伴に歯周病によって破壊され、大切な歯を支える事ができなくなります。

その原因は、テレビでもお馴染みのプラーク(歯こう)とか、なかでも最大の原因は歯の周囲のみぞ(歯周ポケット)の中に付く歯こう等が石灰化した歯石だと言われています。

歯槽膿漏によって破壊された骨は、原則的に回復させることは不可能です。歯槽膿漏の治療の基本は、歯根表面にこびり付いた歯石、懐死セメント質などを全て取り去り、以後歯石等が全く付かないように管理を徹底することです。そうすれば歯槽骨の破壊が止まり歯茎の健康が維持されます。これはあくまでも理論的な話で、これを完璧に実践することは不可能に近い話ですが、しかしできる限りこれに近づけてやると5年しか保たない歯は10年、10年保つ歯は20年、30年保つことが可能です。

歯槽骨の破壊は、20代、30代から進行しますが、レントゲン上でもほとんど確認できません。40歳くらいになると一部に明らかな破壊が確認できる様になり、それが、50歳、60歳と年を重ねると加速がついた様に急激な吸収を起こし、末期には歯が動き、歯の周囲から膿が出、最後には歯が抜けてしまいます。
「50歳くらいまでは歯が揃っていたのに60歳になると入れ歯、70歳になると総入れ歯」世の中では平均的な話です。しかし、これは50歳を過ぎてから初めて歯槽膿漏なる病(やまい)に罹患し、歯を失うわけではありません。歯が萠出して汚れが付き出した時から破壊が始まったといって過言ではありません。

現状では、ほとんどの人がこの運命から抜け出すことが出来ません。もし、生涯自分の歯で食事をしたいと願うならば、今日から実践してください。・・・着いた歯石を取る努力と着けない努力。

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ハブラシとブラッシング

ハブラシは、「これが使い易い」と言うのはありますが、粗悪品や使い古しでない限り基本的には何を使っても同じです。大小・軟硬を問わずどれを使っても類似した効果がありますが、要は使い方で軟らかめ、硬めにはそれなりの使い方があり、その使用方法を誤ると効果が現れないばかりか、かえって悪い影響を与えてしまいます。

デンタルフロス・歯間ブラシ・電動ブラシ・ウォーターピック等の補助器具にもそれなりの効果はありますが、あくまでも補助器具であって適正な手用ハブラシ使用の後、更に使用するのには、問題ありませんが、決してハブラシに取って代わるものではありません。歯磨き粉(歯磨剤)もどこの製品を使っても同じですので、趣味と予算の範囲で自由に選んで下さい。ただし、一度に使う量はほんの少しにしてください。

ブラッシングについてですが、どんなに上手な人でも、その清掃効果は80%という実験結果があり、実際の日常生活で行われているブラッシングは50%以下だと思います。時間の許す限りブラッシングをする姿勢は絶対に大切なことですが、いずれ20~50%以上の取り残しがあるわけですから、いくらはを磨いても歯は「知らないうちに少しずつ悪くなっていく」という結果になってしまいます。そこで効果が一番ある方法と言えば3~4ヶ月に一度機械による清掃(プロフェッショナルトゥースクリーニング)と言うことになります。この方法ですと自分ではなかなか取れない頑固な汚れも一瞬に取れてしまいます。但し、この機械による方法は医院で歯科衛生士が行います。また、この時に小さなむし歯や調子の悪い所を早期に発見しひどくなる前に治療することが出来ます。

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妊婦さんのお口の衛生

妊婦さんのお口の状態

妊娠するとお口の中のph濃度が酸性に移行し、ちょうど虫歯の多い子供の口の中に似た状態になります。食べるたびに歯を磨くということもなかなか出来ないでしょうが、最低限うがいはして下さい。

つわりのときの歯ブラシ

つわりの時期は歯磨き剤の味やにおいに敏感になったり、歯ブラシをお口に入れるだけでも吐きそうになることがあります。歯磨き剤を使わず、よくうがいをしながら、のんびりと磨いてください。

歯ぐきからの出血

お口の中の環境が悪化していることで歯ぐきからよく出血することがあります(妊娠時歯肉炎)。出血をこわがらずに歯ブラシで少しずつていねいに磨いてください。歯磨きがいき届けば出血はおさまります。

つわりと乳歯

赤ちゃんの歯に悪い影響はありません。母体につわりがみられる時期は、おなかのなかの赤ちゃんにはすでに乳歯が作られつつあります。つわりがひどくても、それだけで赤ちゃんの歯に悪い影響を及ぼすことはありません。

母体の栄養障害

お母さんが十分な栄養がとれなくなると胎児の成長に直接影響を与えます。たとえば、体重が増えなかったり、固くて強い歯が作られにくかったり、あごの成長が十分でなかったりします。

丈夫な歯のために

  1. バランスのとれた食事が大切です。
  2. 適度な運動
  3. 日光浴 :カルシウムとリンの結合には太陽の光が必要です。
  4. 妊婦のカルシウム所要量、1000~1200・「成人の所要量、600」
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スケーリングの効果

歯に付いた汚れに、細菌が作用して粘っこく付着した歯くそのことを歯垢(しこう)又はプラークと呼びます。その歯垢が口腔細菌や細菌毒素を取り込んだまま口腔内のカルシウムを取り込んで石灰化し、歯根にこびり付いたものが歯石(しせき)です。 歯垢は、ブラッシングで除去できますが、歯石は取れません。歯垢も歯石も生体にとっては異物(毒素を含む)ですから、周囲ではアレルギー反応が起こります。更に、周囲には細菌が存在しますので炎症も起きます。これが、歯肉炎であったり歯槽骨の破壊を起こす歯槽膿漏です。この諸悪の根元とも言える歯石を、手用器具や超音波を使って除去する操作をスケーリングと言います。

当院では、来院された患者さんにスケーリング(除石)を必ず行います。特に最初は痛いと思いますが、おかげで歯の寿命を5~6年延ばすことが可能です。又、歯石がなくなり歯肉が健康になってくると、痛みもなくなってきます。痛みの原因は、歯に付く汚れ(歯石)のためで歯及び周囲の歯肉が、炎症を起こしているからです。歯槽膿漏の最大の原因とも言えるこの歯石を放置しておくと歯の喪失時期を早めるばかりでなく、治療の大きな妨げとなります。

1回のスケーリングで、量的には70%程度は除去できるものと思いますが、まだまだ、取り残しがあるはずです。残りは、治療の進行に応じて取っていきます。炎症が治まるにつれて痛みは軽減していくはずですが、一時的に歯がしみるようになります。しかし通常、炎症の消退に伴って軽減します。

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